溶剤塗装

溶剤塗装とは

鉄や非鉄(アルミなど)に色を付ける、オーソドックスな金属塗装です。
本塗装は「静電塗装」と呼ばれるもので、帯電霧化した塗料をアースした被塗物に静電引力で吸着させる方式です。通常のエアスプレーガンよりも塗料吸着率が高く、ムラのない均一な仕上がりが特徴で高品質な塗装を実現しています。塗料はメラミンやアクリルなどを用途によって使い分けています。 また、弊社ではほとんどの製品に対して「焼付け」を行っています。専用の乾燥炉で被塗物を加熱することにより塗膜を熱硬化させ、耐久性を高めています。

模様塗装

溶剤塗装の中には塗装の表面に様々な模様を浮かび上がらせる「模様塗装」があります。金属塗装は表面がツルツルですが、模様塗装はザラザラだったりボコボコだったりします。表面の模様により素材の凹凸やキズを目立ちにくくする効果がありあます。 代表的な模様塗装に「チヂミ」があげられます。医療機器や工芸製品に用いられる塗装で、ざらつきのある不規則なしわ模様が特長です。他にも表面をハンマーで叩いたような模様の「ハンマートン」や、照明器具によく用いられる「レザーサテン」などいろいろな種類があるので、目的に応じてご提案させていただきます。

特徴

・目的やデザインに応じて様々な模様塗装をご提案
・キズが目立ち難いのでヘビーデューティーな外観部品に最適

塗装行程のご紹介

被塗物は頭上を走る懸架式コンベアに吊されて、工場内を整然と移動していきます。
大まかな工程としては

1
前処理
前処理
2
下塗り・プライマー
下塗り・プライマー
3
上塗り・本塗装
上塗り・本塗装
4
焼付
焼 付
5
検査
検 査

という工程で通過していきます。

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